愛知県の北東部に位置する設楽町の標高900mにある牧場です。
1971年に創業し、自社牧場の肉牛「段戸山高原牛」として飼養し、受精卵移植による一貫肥育経営を志向。現在11棟の牛舎で500頭を飼養しています。
牧場は、周囲を国有林に囲まれた高原にあります。標高900mにあるため、夏の平均気温は21.5℃で、高原の爽やかな風が吹き、もちろん冷房不要。暑がりの牛たちもストレスなく快適に過ごすことができる場所です。
原生林も近いため、地下深くから汲みあげる水はほぼ無菌。口に含むと染み込むようにきめ細かく柔らかな水です。その水と愛情をたっぷり与えて育てています。
肉質のきめが細かく、脂の融点が低く、赤身の味が濃厚といわれているメス牛を長期肥育(25~27ヵ月)した交雑牛です。
飼料には地元醸造会社「関谷醸造」の酒粕を飼料に加え、敷料には地元製材工場のおが粉を使用し、常に牛たちが快適に過ごせるように心がけています。
そして何と言っても水。駒ヶ原の水は他県から汲みにいらっしゃるくらい美味しいと有名で、その水を牛たちにも与えています。深井戸ボーリングによる地下102mから汲み上げる天然水は、保健所の許可がおりるほど安全です。
また標高の高い高原ならではの涼しさから牛のストレスを減らすことができています。
段戸山高原牛は、地元事業者と連携しつつ、この地域の水と気候、社員たちの愛情をたっぷり注いで育てています。
ちなみに酒粕を与えると、柔らかさや味・旨味が向上する傾向にあることがあいち産業科学技術総合センター食品工業技術センターの分析でわかっています。(平成28年3月)
標高900m段戸山麓駒ヶ原のログハウスのレストランです。ログハウスは駒ヶ原の杉材を伐り出し、大勢の仲間と一緒に手作りしました。
この高原で育てた野菜。噛めば噛むほど旨味と甘味が増す名倉米。段戸山で育った柔らかでジューシーな段戸牛。奥三河の人と自然が育んだ自慢の食材を使用して、テラス屋外BBQとレストランメニューを揃えています。4月~11月下旬営業。
株式会社 たけうち牧場
〒441‐2431
愛知県北設楽郡設楽町
西納庫字駒ヶ原69-3
TEL(0536)65-0638
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